Brass Lab. MOMO 30G (受注生産品)

※受注生産品、ショップの発送予定日が反映できていないタイミングがありますが、購入日から1ヶ月半〜2ヶ月での納品となります。試奏チェックと調律を施し、お客様へ発送いたします。

監修：西部圭亮

—コンセプト【THE STANDARD】—
　「メインマウスピースとして長く愛用できる超定番モデル」をコンセプトに、世界的にもトップレベルの加工技術と天才的とも言える仕上げの美しさを誇るBrass Lab. MOMOと管楽器調律研究所がタッグを組み製品化。
本モデルはハンドメイドで一本一本丁寧に仕上げられ、実際に試奏しながら調律と検品を行っています。

【30G 】
スコットラスキー氏本人が削り出していた時代の旧刻印Laskey 30Gをベースに設計。リムはオリジナルの形状を踏襲し、非常に口当たりが良く、カップの深さはシルキーゲイブやMOMO68Gより僅かに深く、オリジナルの30Gよりも僅かに浅く設計し、程よい息の抵抗感が生まれるように改良。丸コブの位置を楽器側に2mmほど移動させ、全体のバランスを整えています。この重量バランスはMOMO68HLや68Bなどにも共通して使われている考え方で、快適な息の通りを実現しています。ベーズモデルをSchilke Geibとした68Gと比較するとベースモデルがLaskey30Gですので、音の深みが増し、温かいサウンドと明瞭な輪郭を持っています。B管ロータリーからヨークモデルまで、広く対応できるマウスピースです。

リム内径：　　32.8mm 　カップ : 深めのUカップ(MOMO68GとLaskey30Gの中庸の深さ)
スロート経：　8.2mm シャンク : ユニバーサル

【マウスピースのメンテナンス】
長くご愛用いただく為に、使っていたら吹きづらくなった、楽器に合わせて吹奏感を調整したいという要望にも管楽器調律研究所の技術で対応可能となっております。

【管楽器調律研究所】
楽器の鳴りや吹奏感に特化した火を使った調整技術で、圧倒的に吹きやすいと著名なプロ奏者を中心に話題となっている。「そのまま吹くか、炙って吹くか」
https://kangakkichoritsu.com/

【Brass Lab. MOMO】
金管楽器を演奏家の方が吹奏される際に、その音楽表現を最大に満たすためのすべての条件を開発のコンセプトとして、演奏家の方と長年色々な研究を重ねてきた結果、金属素材のもっている硬度及び金属結晶粒をミクロレベルに掘り下げ、それを演奏するために一番良い金属状態にコントロールすることに成功しました。誰にでも優しく最小の努力で最大の音楽表現を引き出されるので是非ご自分の手に取ってお試しください。今まで出会わなかった吹奏感を感じられる事と思います。

サテン仕上げはブラッシュドサテンとサンドブラストサテンがお選びいただけます。ブラッシュドサテンは音がやや太く感じられ、サンドブラストサテンは軽やかな音のタッチになります。どちらも倍音に特徴が出るのですが、デメリットとして音が散る傾向になります。音の艶や輪郭を大事にしたい方は通常の鏡面仕上げを選択してください。ジャズ・ポップスの用途ではサテンはかなりおすすめです。

Brass Lab. MOMO取材動画
【職人技】ハンドメイドマウスピースの製作を見せていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=drlAgUtRjs